ニュース詳細

歩くを学ぶ

人間の進化

 人聞だけが手に入れた2足歩行は、人間の進化によって、文明と文化に大きく寄与する役割を担っている。
人間は、生まれて立つまでに1年近くを要する。この時間を必要とする動物は他に類を見ない。
人間以外の他の動物は、生まれて数分、数10分で立つ力を要求される。それは常に死のリスクを伴っているからに他ならないのです。
即ち敵からの防御を生まれてすぐ身につけておかないと生きて行けないからである。

歩くことの恩恵

ともあれ我々人間は、2足歩行の機能の恩恵をもって生きているといっても過言ではありません。
自立して生きている自分の足で立ち、移動できることによって、2本の腕は自由になり道具を作り、道具を使えるようになった。

このことは、脳の発達と関連している。脳の働きが活発となり考えることができいろいろな文明に至るものを発明し発見してきました。このように日常的2足歩行について考えている一般人は先ずいない。

よって、2足歩行の機能について考えようともしないし、感謝することを、そして何よりもその大切な機能についての知識もない。ましてや幼い頃両親から2本足のその機能と使い方、歩き方を教わったこともない。

だから自分の足を大事な道具の1つであると思わない。文明はどんどん進化し続け、いろいろな移動手段としての機械を生み出した。結果、便利さを良しとしスピードによる移動手段を車、電車、飛行機などなどに依存することになってしまいました。

最後に

今や200m先のコンビニに車で買い物に行く地域社会の人が増加しています。
そこで、ちょっと立ち止まって移動手段の原点として2足歩行がどれだけ我々にとって大切なのか、何故今ウォーキングが心と身体のバランスがとれた健康づくりに役立つのか考察してみることにし、これからシリーズで皆様にお届けするコラムとすることにいたしました。

多くの人にウォーキングとは何か。どのようなに役立つのかを知っていただき、楽しく健康寿命を延ばす人生を送ってもらいたいと願がっています。

一覧に戻る